2023.11.26 17:32 更新
2023.11.26 取材
SilverStone Technology(本社:台湾)は2023年11月25日(土)、LIFORK 秋葉原 II(〒101-0021 東京都千代田区外神田3丁目13-2)にてテックウインド株式会社(本社:東京都文京区)共催による新製品お披露目イベント「SilverStone EXPO 2023 ~Maximum~」を開催した。
会場にはSilverStone最新モデルをはじめ、主要マザーボードベンダーによるデモ機を展示。SilverStoneのShawn Chou氏(Marketing/PR Specialist)による新製品紹介、さらにSilverStone製品が当たるじゃんけん大会、店舗連動の「ガラポン抽選会」も実施された。今回は多数の展示品の中から新作PCケースを中心に、2024年に発売が予定されている注目製品をご紹介しよう。
「マルチモジュール設計によりコンポーネントの位置をより自由に再定義した」という、E-ATX規格対応の大型PCケース。5.25インチケージ、3.5/2.5インチケージ、3台まで搭載できるPSUゲージ、ファン/ラジエターブラケット、最大11基の拡張スロットなどで構成され、マルチGPU、データストレージ、冷却重視など用途によって内部仕様を変更できるのが特徴だ。発売は2024年の予定(詳細は未定)で価格は10万円以下に抑えたいとのこと。
GeForce RTX 4090など大型グラフィックスカードや360mmサイズラジエーターの2台同時搭載など、高い拡張性と冷却性能を備えたMicroATX規格のCube型PCケース。左サイドパネルはメッシュ仕様により通気性を高め、最大11基の冷却ファン(120mm x7基+80mm x4基) が搭載できる”冷却性能重視”のコンセプトは国内市場でも話題になりそうだ。
ストレージは2.5インチシャドウベイ×2、2.5/3.5インチシャドウベイ×1、外部インターフェイスはUSB Type-C×1、USB 3.0×2、コンボオーディオジャック×1。電源ユニットはATX/SFX/SFX-Lをサポート。発売は2024年2月頃で予価は約2万円前後の見込み。
フロントパネルはメッシュ仕様で、最大360mmサイズラジエーターが搭載できるミドルタワーPCケース。各種コネクタやピンヘッダを基板裏面に実装することで、ケーブルの露出を最小限に抑えた対応マザーボード向けの設計が特徴。その他120mm ARGBファン3基を標準装備し、フロントアクセスポートにはUSB Type-C、USB 3.0×2、音声入出力端子等を備える。発売は2024年で価格は約1万円ほどを予定している。
フロントパネルがメッシュ仕様で、最大420mmサイズラジエーターが搭載できるミドルタワーPCケース。GeForce RTX 4090クラスの長尺グラフィクスカード(最大450mm)に対応する他、ストレージは3.5インチと2.5インチの組み合わせにより、最大11台まで搭載できるモジュラー設計を採用。マザーボードはE-ATX規格をサポートするなど高い拡張性を誇る。2024年4月発売予定で価格は未定。
こちらも各種コネクタを基板裏面実装する”バックコネクタマザーボード”に対応するPCミドルタワーPCケース。斜めにカットされたメッシュ仕様のフロントパネルの上下にはRGBイルミネーションを内蔵。その他、最大420mmサイズラジエーターやGeForce RTX 4090クラスのグラフィクスカードも搭載できる。2024年3月発売予定で価格は未定。