2023.11.26 17:32 更新
2023.11.26 取材
SAS 12Gbps対応のホットスワップベイを8段備えたMicroATX規格対応PCケース。トップに240/280mmサイズラジエーターが搭載できる他、ストレージは最大8台分の2.5インチSSDまたは3.5インチHDDが搭載可能。さらに5.25インチオープンベイ(グラフィクスカードと排他)や9.5mmスリム光学ドライブベイも用意されている。
冷却ファンレイアウトは、トップ120/140mm x2、リア120mm x1(ラジエーター搭載可能)で、ホットスワップベイユニット後方には、92mmファンが2基標準装備される。各有効スペースは、CPUクーラーが高さ168mmまで、グラフィックスカードが長さ369mmまで、電源ユニットは奥行き180mまで。
COMPUTEX TAIPEI 2023の出展で話題になった、往年の名機「PC-9801」シリーズを彷彿とさせるデザインのPCケースが国内初上陸。会場にいたスタッフによると「おそらく製品化され、発売する予定」とのこと。Twitter(X)のエイプリルフールネタから始まったわけだが、想定外の反響にメーカー側も動かされた格好。店頭に並ぶ日がそう遠くないかもしれない。
PC-98起動音を出す「BEEP on USB」を装着。おなじみの起動音“ピポッ”を再現していた |
ツインタワースタイルのサイドフロー型CPUクーラー「Hydrogon D120 ARGB」の上位モデルとして、「Hydrogon D140 ARGB」がまもなく登場する。6本のヒートパイプを備えたデュアルヒートシンク設計で、冷却ファンは140mm(最大回転数1,750rpm)および120mm(最大回転数2,000rpm)を搭載。TDP240WまでのCPUに対応する。
「Argon V140 ARGB」は140mm ARGBファンを搭載するスリムタイプのサイドフロー型CPUクーラー。4本の6mm径銅製ヒートパイプを内蔵し、TDP180WまでのCPUに対応する。
オールインワン型水冷ユニットは、花びらのようにミニファンが増設できる販売中の「IceMyst」シリーズの他、サーバー用「XE360-4677/XE360-SP5」も展示。ちなみにRyzen Threadripper 7000シリーズの新ソケット「sTR5」に対応するモデルは、年内の発売が予定されている。
SATA 2.5/3.5インチ対応のホットスワップベイを10段備えたHDD/SSD エンクロージャー。容量300Wの電源ユニットを内蔵する他、冷却に140mmファンを搭載。最大10Gb/sのUSB3.1 Type-Cコネクタも備えている。2024年4月以降に発売予定 |
限られたスペースに好適な厚さ15.5mmの140mmスリムファン。全銅製流体動圧軸受 (FDB)を採用し、最大回転数は約1,700rpm、風量84CFMでARGBモデルも用意される。2024年1月発売予定 |
電源ユニットはネーミングルールを変更。80PLUS TitaniumはZEUS、PlatinumはHELA、GOLDはDecathlon、SFX規格はExtreme。シリーズ名でサイズや電力変換効率規格が判別できるようになる |
文: 取材・編集部 Tawashi
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