2023.12.11 10:52 更新
2023.12.11 取材
トポロジーダイヤフラム採用ドライバーなどを搭載した音質特化型のワイヤレスイヤホン「Svanar Wireless LE」がHIFIMANから発売。e☆イヤホン秋葉原店本館にて、店頭価格42,470円で販売されている。
6月に7万円以上の価格で発売された、HIFIMANのフラッグシップワイヤレスイヤホン「Svanar wireless」の廉価モデルにあたる製品。コーデックがLDAC非対応になったほか、シェル素材がカーボンから合成樹脂に変更、ケースのワイヤレス充電機能がオミットされるなどの違いがあるものの、ドライバーやDACなど主要機能はそのまま引き継がれている。「LDAC非対応のiPhoneなどで使用するなら、こちらの方がだいぶお買い得」とはショップ店員談。
ダイヤフラム表面に特殊なメッキ処理を施したトポロジーダイヤフラム採用ドライバーを搭載するほか、R-2Rラダー方式のヒマラヤDACと独立したバランス出力ヘッドホンアンプを内蔵。同じHIFIMANによる「30万円相当のイヤホンとアンプを組み合わせた音質の90%以上を再現できる」(メーカー)と謳う、音質特化型の設計になっている。
また、最大-35dBの効果があるANCディープノイズキャンセリングやIPX5の防水に対応、周波数特性は10Hz~35kHz。エルゴノミクスデザインのシェル形状を採用し、製品には8組のイヤーピースが付属する。
接続インターフェイスはBluetooth 5.2で、コーデックはAACとSBCに対応。稼働時間はイヤホン単体でHIFIモード時約5時間、ANCモード時約6時間、通常モードで約7時間の再生が可能で、充電ケースで約3回分の充電が可能とされる。
文: 編集部 絵踏 一
e☆イヤホン秋葉原店本館: https://www.gdm.or.jp/crew/2021/0422/389607