BIOS起動のみ確認のジャンク品、12V入力のACは別途調達

サイネージ用途に運用されていたという、iBASEの組み込み向けPCが東京ラジオデパート地下のet alに入荷している。ジャンク品扱いの製品で、価格は税込5,980円。

トップのほとんどをヒートシンクが覆うガッチリとした金属製のコンパクト筐体を採用した、いかにも組み込み向けという小型デスクトップPC。産業用PCを手がけるiBASEの「SI-83」シリーズのようで、CPUはCore i7-4700EQ、メモリはSO-DIMM 4GBを搭載している。状態はBIOS起動のみ確認済みのジャンク品。

さすがサイネージ用途に使われていたというだけあり、スペックはやや古めながらインターフェイスが豊富。ネットワークはギガビットLAN×2（IntelとRealtek）を備えるほかSIMスロットを内蔵し、COMポート用のRJ45（RJ45 for RS232）を搭載している。画面出力はDisplayPort×2とHDMI×1の3系統あり、USBも合計4ポートという構成だ。

ちなみに電源用に12V入力のDCジャックを搭載しているが、ショップによれば「ACアダプタが欠品しているため、ユーザー側で電源を用意する必要がある」という玄人向け仕様になっている。

文： 編集部 絵踏 一
et al： https://www.gdm.or.jp/shop/2020/0712/355323