2023.12.27 11:02 更新
2023.12.27 取材
いよいよ2023年(令和5年)もあと数日を残すばかり。師走らしいそわそわした空気と忙しさを実感する今日このごろ、神田明神の境内でも年末行事や初詣に向けた準備が順調に進められているようだ。
神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内、旧神田市場・築地魚市場など、合計108か町会の総氏神であることから、“江戸総鎮守”として親しまれている神田明神。元旦0:00に開門する初詣では、例年30万人以上の初詣客で賑わうとされる。
昨年はおよそ3年ぶりに行動制限のない初詣となったこともあり、都内の名所はどこも前年比を大きく上回る来訪数を記録。2024年(令和6年)の神田明神における初詣も、一層の盛況が予想される。混雑を避ける向きには、12月中に参拝を済ませる幸先詣を検討するのもアリかもしれない。
なお、神田明神では12月29日(金)に新年に向けて無病息災を祈念する師走大祓式を催行。1月1日(月)の令和6年元旦には0:00開門の初詣と合わせて歳旦祭が催される。
ちなみに令和6年は平将門命本殿復座40年の記念の年とされ、NHKの「ゆく年くる年」でも神田明神が放送されることが決まっている。50数年の放送の歴史でも神田明神が舞台になるのは初めてとのことで、鳶頭の木遣り唄で新年を迎えることになるようだ。詳しくは神田明神の令和六年 参拝案内を確認しておこう。
文: 編集部 絵踏 一/取材・撮影:ウエムラ
神田明神: https://www.kandamyoujin.or.jp/