マザーボードやCPUクーラーとのセット購入が必要なバルク品

2024年1月9日に登場した第14世代Intel Coreプロセッサの「Non-K」モデルに続き、省電力な「T」モデルの発売が1月11日より開始された。従来通りバルク品としての入荷で、対応するマザーボードやCPUクーラーとのセット購入が必要になる。

すでに発売が開始されている「K」「Non-K」とコア数やキャッシュ容量は同等ながら、クロックを控えめにすることでProcessor Base Power（PBP）が35W、Maximum Turbo Power（MTP）も最高106Wに抑えられているのが特徴。

最近のマザーボードは、UEFIから比較的簡単にPower Limit値（PL1/PL2）を制御できるものが多くなっているため以前ほどメリットはないが、省電力なPCを組みたい人には気になるアイテムだろう。

取材時点で販売を確認したショップはパソコンSHOPアーク、オリオスペック、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で、製品ラインナップはCore i9-14900T、Core i7-14700T、Core i5-14600T、Core i5-14500T、Core i3-14100Tの5モデル。なおオリオスペックでは、ASRockのベアボーンキット「DeskMini B760」とのセット販売も行われている。

文： 編集部 池西 樹/取材・撮影：ウエムラ
Intel： https://www.intel.co.jp/