2024.01.21 00:00 更新
2024.01.21 取材
日曜の深夜にひっそり掲載される謎の定番コーナー「深夜炒飯」がレベルアップ?アキバの街で“丼もの”を淡々と食べては(やはり)日曜の深夜にひっそり掲載していく新コーナー「深夜丼」に生まれ変わります。まずは秋葉原(電気街)唯一の町中華こと「中華茶房 萬里」に行ってみましょう。
地下への階段を下って30席くらいのフロアに入ると、ちょうど空いていた手前側の席に案内されました。来店は木曜の夜でしたが、奥で2グループくらいのサラリーマン集団が盛り上がっている以外は空きが目立つ感じ。もっとも金曜夜になれば話は別で、この時間帯なら早々と表に「満席」の告知が貼られているのがお決まりのパターンです(実際に翌日はそうでした)。
早速に運ばれてきた水をすすりながらメニューを物色。このお店はド定番の定食から丼ものまで、ご飯系が充実しているのが嬉しいですね。近隣のショップ店員には「味も安定してるし悩まなくていい」ということで、日替わり定食が人気。今回はコーナーのテーマでもある丼もの系から、シンプルに「中華丼」(700円)をチョイスしました。
注文が伝わると、奥から料理担当による忙しくも手際のいい音が聞こえてきます。さてエルミタの記事でも読みながら待つか・・・(ステマ)などとゴソゴソしていると、5分経ったかどうかで中華丼が到着!さすが「休憩時間が有効に使える」とショップ店員にも定評のあるお店だけに、スピード感が違います。
大きめの器にこんもり盛り付けられた中華丼は、粘度高めな餡に包まれたアツアツの仕上がり。白菜はじめたっぷりの野菜に豚バラ肉など定番の具材が揃っていて、頂上のエビとうずら卵がアクセントに。まさにコレでいいんだよ的な仕上がりですね。付け合せの漬物と中華スープをうまく合間に挟みつつ、スピーディーに完食。外に出てもしばらく体がホカホカでした。
文: 編集部 絵踏 一