2024.01.26 12:09 更新
2024.01.26 取材
SFX電源ユニットでは最高峰となる1,100Wの大容量モデル、「V SFX Platinum 1100」(型番:MPZ-B001-SFAP-BJP)がCooler Masterから登場。2024年1月26日より販売が開始された。
DC-DCチョークコイルのフラット銅線化や、フラット型トランス、フルブリッジLLC上のアルミプレート放熱構造などを採用することで、80PLUS PLATINUM認証の高い電源効率と1,100Wという大容量を実現している。
またケーブルは必要なもののみ接続するフルモジュラー仕様で、12VHPWRケーブルにはサイドパネルとの干渉を抑えられる90°コネクタを採用する。ただし、モジュラーケーブル用のコネクタは出っ張っているため、通常のSFX電源よりは奥行きにやや余裕が必要になる。
保護回路は過電流保護(OCP)、過電圧保護(OVP)、低電圧保護(UVP)、過負荷保護(OPP)、ショート保護(SCP)、過熱保護(OTP)、サージ・突入電流保護(SIP)を備え、92mm FDBファンを搭載。電源規格はATX 3.0、SFX 12V Ver 3.42に対応し、本体サイズは幅125mm、奥行き100mm、高さ63.5mm、MTBFは100,000時間。
販売ショップはパソコンSHOPアーク、オリオスペック、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、パソコン工房 秋葉原本店で、価格は税込47,980円。
また80PLUS GOLD認証を取得したATX 3.0対応電源ユニット「GX III Gold」「GX II Gold」も発売開始。いずれも容量は750Wと850Wの2モデルがラインナップし、ケーブルはこちらもフルモジュラー仕様。
文: 編集部 池西 樹/取材・撮影:ウエムラ
Cooler Master株式会社(Cooler Master Technology): https://www.coolermaster.com/