先行して“西川のネジ”の一部は本店地下で取り扱い開始

昨年12月をもって惜しまれつつ廃業した「西川電子部品」を引き継ぐ、千石電商の新店舗が4月にオープンすることになった。これから既存什器の運び出しなど、旧西川電子部品店舗の整理や内装の工事などが進められていくという。

「買えないネジはない」と長年秋葉原で頼りにされてきた、老舗部品店・西川電子部品の廃業がアナウンスされたのは、昨年11月末のこと。代えのきかないお店とあって近隣ショップやファンの間で驚きと悲鳴があがったのは記憶に新しいが、すぐに千石電商よりネジ販売業務を引き継ぐ旨の発表があり、ひとまず胸をなで下ろしたという人も多かったはずだ。

「西川電子部品」がまだ営業中だった昨年11月時の様子

その千石電商の新店舗が旧西川電子部品跡地にオープンすることが正式に決定、4月にリニューアルオープンする運びとなった。関係者によれば「当初より4月を目処に準備を進めてきた」とのことで、これから具体的に新店舗の準備が加速していく模様だ。

ちなみに「ネジやコネクタだけでなく、ウチで扱っている他の商材も一緒に販売することになると思う」（ショップ）とのことで、フロアの構成やレイアウトは西川電子部品時代と異なるものになるかもしれない。

また、すでに西川電子部品より引き継いだネジ類の在庫の一部については、千石電商 秋葉原本店の地下1階売り場に搬入され、販売が始まっている。

文： 編集部 絵踏 一
千石電商 秋葉原本店： https://www.gdm.or.jp/shop/sengoku/