レガシーデバイスを最新PCで使用可能

GIGABYTEから、最近の製品では珍しいPCIスロットを搭載するIntel B760チップセットマザーボード「B760M D3H」の発売が開始された。取材時点で入荷を確認したのは、パソコンSHOPアーク、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で、販売価格は税込25,800円。

耐久性を重視したGIGABYTE「Ultra Durable」シリーズに属する製品で、最新の第14世代Intel Coreプロセッサを含むLGA1700 CPUに対応。また比較的安価な製品ながら、Intelチップによる2.5ギガビットLANとギガビットLANの2系統の有線LANを搭載しているのも特徴だ。

さらにD-SubやPS/2、COM/LPTピンヘッダなどレガシーインターフェイスも充実していることから、店員からも「一定の需要はあるだろう」との声が聞かれた。

主なスペックはメモリスロットがDDR5-7600×4（最大192GB）、ストレージはM.2（PCI Express 4.0×4）×2、SATA 3.0×4、拡張スロットはPCI Express 4.0(x16)×1、PCI Express 3.0(x4/x16形状)×1、PCI Express 3.0(x1)×1、PCI×1、M.2（ワイヤレスモジュール用）×1を備える。

またコストパフォーマンスを重視した「EAGLE」シリーズに属するATXゲーミングマザーボードの新製品として、Intel Z790チップセットを採用する「Z790 EAGLE AX」（販売価格税込37,500円）と、AMB B650チップセットを採用する「B650 EAGLE AX」（販売価格税込31,500円）の発売も開始されている。

文： 編集部 池西 樹/取材・撮影：ウエムラ
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