2024.02.23 00:20 更新
2024.02.22 取材
今年始めてCP+に出展をしたASUS JAPAN株式会社(本社:東京都千代田区)は、Intelから事業を継承した小型デスクトップPC「NUC」シリーズの最新モデル「NUC 14 Pro」を披露した。
CPUにはIntelのクライアント向けプロセッサとしては初めてAIエンジン「NPU」を内蔵した「Core Ultra」を採用。またGPUにはIntel Arc GPUを内蔵し、第13世代Intel Coreプロセッサから性能、電力効率とも大きく向上している。
担当者によれば、3Dレンダリングなどの処理は厳しいが画像や動画の加工といった作業ならパフォーマンス的に全く問題なし。また超小型・軽量で持ち運びが楽に行えることから、会社に出社する「オフィスワーク」と、自宅で働く「テレワーク」を組み合わせた「ハイブリッドワーク」にもオススメとのこと。
現時点で発売形態(ベアボーン/完成モデルなど)やラインナップは未定だが、順調なら2024年第2四半期中にも正式アナウンスがある予定なので、続報を楽しみに待つことにしよう。さらにCES 2024で発表された小型ゲーミングPC「ROG NUC」についても国内での取り扱いが予定されている。
今回は「ProArt PA248CRV」と組み合わせて展示されていたが、スタンド部分に載せてみたところ図らずもピッタリと収まった(担当者談)という |
そしてブースではCP+ 2024のターゲットに合わせて、クリエイター向け「ProArt」シリーズのPCパーツを使用した実機デモも行われていた。特にGeForce RTX 4080 SUPERでは珍しい2.5スロット厚の「ProArt GeForce RTX 4080 SUPER 16GB GDDR6X OC Edition」は注目度が高く、来場者からの評判も上々という。
ProArtシリーズのPCパーツで構成されたクリエイターPCの実機も展示 |
ProArtシリーズのPCパーツの中でも「ProArt GeForce RTX 4080 SUPER 16GB GDDR6X OC Edition」は特に注目度が高い |
また冷却性能やパフォーマンスも「ROG」シリーズのグラフィックスカードと大きな差がないため、クリエイターに限らず、小型ゲーミングPCを検討している人にもぜひ手にとって欲しいとのこと。
文: 編集部 池西 樹
CP+ 2024: https://www.cpplus.jp/
ASUS JAPAN株式会社: https://www.asus.com/jp/