2024.02.26 10:28 更新
2024.02.26 取材
Thermaltake独自のCTEフォームファクタを採用するPCケース「CTE E600 MX」シリーズが発売開始。カラーはブラックとホワイトの2色で、販売ショップはパソコンSHOPアーク、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.。販売価格はいずれも税込29,980円。
マザーボードは通常から90°倒立してマウント。ボトムからトップに抜ける「煙突効果」によるエアフローレイアウトを採用しており、店員からも冷却性能が気になるという声が複数聞かれた。またフロントパネルはピラーレスデザインとして使える強化ガラスと、エアフローを重視したメッシュパネルの2種類が付属する。
マザーボードは90°倒立して配置。また製品には強化ガラスとメッシュパネルの2種類のフロントパネルや、3種類のグラフィックスカードの設置方法に対応するライザーケーブルとブラケットが付属する |
さらに製品には長さ400mmのPCIe 4.0ライザーケーブルとフローティングGPUブラケットが付属し、グラフィックスカードの設置方法を、マザーボードに通常通り設置する“最も重力に逆らわない”(1)吊り下げスタイルの「Up Right」、(2)吊り下げスタイルながらVGAクーラーが左サイドパネルに正対する「Up Right Forward」、グラフィックスカードをメモリスロットと平行にマウントする(3)フローティングスタイル「Floating GPU」の3種類を選択できる。
なおツクモパソコン本店ではホワイトモデルの実機が展示中されているので、ギミックが気になるなら足を運んでみるといいだろう。
冷却ファンおよびラジエーターは、フロント120/140mm×3(メッシュパネル装着時/360/420mmサイズ)、トップ120mm×2(240mmサイズ)、右サイド120/140mm×3(360/420mmサイズ)、リア120/140mm×3(360/420mmサイズ)、ボトム120/140mmx3(360/420mmサイズ※DIY水冷のみ)に対応。ドライブベイは3.5インチシャドウベイ×2、2.5インチシャドウベイ×2を備える。
対応フォームファクタはE-ATX、ATX、MicroATX、Mini-ITX、グラフィックスカードは長さ443.8mm(ラジエーター搭載時は415mm)、CPUクーラーは全高166mm、電源ユニットは奥行き220mmまで。本体サイズは幅270mm、奥行き513mm、高さ558.5mm、重量約16kg。
文: 編集部 池西 樹/取材・撮影:Tawashi
Thermaltake Technology: https://jp.thermaltake.com/