2024.02.26 11:00 更新
2024.02.26 取材
ヒートスプレッダを取り外した、いわゆる“殻割り”仕様のLGA1700 CPU専用オールインワン型水冷ユニット「EK-Nucleus AIO CR360 Direct Die D-RGB – 1700」のサンプルがオリオスペックに入荷。なお発売は3月末より開始される予定で、予価は税込37,800円。
殻割りをしたLGA1700 CPU専用設計という非常にニッチなオールインワン型水冷ユニット。EKWBとドイツの著名オーバークロッカーDer8auerが共同開発した製品で、ウォーターブロックにはむき出しのCPUダイにフィットする専用設計のコールドプレートを実装。さらに非常に高い熱伝導効率を誇るThermal Grizzly製液体金属グリスが付属する。
またCPUの反りを防止する「コンタクトフレーム」や、液体金属の漏れを防止する「保護フォーム」、スカルデザインと通常デザインの2種類のウォーターブロックカバーも同梱。なお担当者によれば、殻割りのCPUを用意するのが難しいことから、購入者には別売りのカラ割りツール「EK-Quantum Velocity2 IHS Removal Tool – 1700」を貸し出すことも検討しているという。
主なスペックは冷却ファンが「EK-Loop Fan FPT 120 D-RGB」(120mmサイズ/550~2,300±10%rpm/72CFM/122.33m3/h/36dBA)、ポンプユニットの回転数は3,100±10%rpm、ウォーターブロックサイズは82×63×61.6mm、ラジエーターサイズは400×124×27mm。
文: 編集部 池西 樹/取材・撮影:Tawashi
EK Japan合同会社: https://jpshop.ekwb.com/