2024.03.10 08:27 更新
2024.03.10 取材
Thermaltake Technology(本社:台湾)は2024年3月9日(土)、東京・ 秋葉原の通運会館2階(東京都千代田区外神田3-16-18)にて日本ギガバイト株式会社との共同イベント「Thermaltake 25周年新製品発表会 powered by GIGABYTE」を開催した。1月に行われたCES 2024で披露された最新製品を本社の担当者が解説。国内初登場の製品も多数用意された事もあり、会場はたくさんの来場者で賑わった。
まず紹介されたのが、今年で25周年を迎えるThermaltakeが用意した特別カラーのHydrangea(あじさい) Blue。4月19日(金)より国内販売が予定されている「The Tower 300」シリーズのほか、独自CTEフォームファクタによるM/B倒立設置のPCケース「CTE E600 MX」、電源ユニット「Toughpower GF A3 Hydrangea Blue 1050W」、オールインワン型水冷ユニット「TH360 V2 Ultra ARGB Sync All-In-One Liquid Cooler」など、複数の展示が行われている。いずれも国内販売が予定されており、日本ではまさに「あじさい」が咲く5月ころには店頭に並びそうだ。
そしてイベントの主役、「The Tower 300」シリーズは、Amazon専売モデル含め計7色をラインナップ。八角柱という特徴的なスタイルが目を引くデザインを採用し、長さ最大400mmまでのグラフィックスカード、420mmサイズラジエーターに対応する等、見た目の印象とは異なりハイエンド構成のPCが組める拡張性も魅力だ。
さらに、別売りの横置きスタンドを導入することで、スタイルをガラリと変える事も可能。横置きPCは見た目も斬新で、会場を訪れた多くの人から関心を集めていた。
さらにThermaltakeとしては久々となる空冷CPUクーラーの発売も予定。ARGB対応の120mmファンを2基搭載する最上位「ASTRIA 600 ARGB Sync CPU Cooler」を筆頭に、ミドルレンジ「ASTRIA 400 ARGB Sync CPU Cooler」、エントリーモデル「ASTRIA 200 ARGB Sync CPU Cooler」の3種類をラインナップ。共通でトップカバーには18個のLEDを内蔵し、冷却性能に加え、見た目にも拘りを感じさせる。
Fast IPSパネルを採用する27型ゲーミング液晶ディスプレイ。リフレッシュレート165Hz、応答速度1msのゲーミングスペックで国内市場投入も検討されている |
12VHPWRコネクタを備えるなど最新仕様になって帰ってきた、ATX v3.1規格に準拠した電源テスター「Dr.Power III」。ショップ店員御用達のアイテムでもある「Dr. PowerⅡ」の後継モデルで、発売されれば人気となりそう |
GIGABYTEからは、ホワイトカラーのゲーミングマザーボードで話題の「ICE」シリーズを展示。中でも8日に発売されたばかりの「B650E AORUS ELITE X AX ICE」では、Ryzen 8000Gシリーズ搭載時にUSB Type-Cポートが40GbpsのUSB4に対応する点がアピールされていた。
また、今季発売予定の新製品として新型のオールインワン水冷ユニット「AORUS WATERFORCE X II」シリーズも披露。ホワイトカラーもラインナップするため、当然「ICE」シリーズとの組み合わせが想定されているようだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
Thermaltake Technology: https://jp.thermaltake.com/
GIGABYTE TECHNOLOGY: https://www.gigabyte.com/jp/
株式会社アスク: https://www.ask-corp.jp/