2024.03.15 00:00 更新
2024.03.15 取材
第14世代Intel Coreプロセッサの初登場から遅れること約5ヶ月。最高6.2GHz動作に対応するフラッグシップモデル「Core i9-14900KS」がアキバに登場。15日(金)の開店時より販売が開始される。
コア数はPコアが8コア/16スレッド、Eコアが16コアで、これまでの「KS」モデルと同じく、従来の最上位モデルであるCore i9-14900Kと全く同じ構成。ただし、Pコアの最高クロック(Intel Thermal Velocity Boost時)は6.0GHz→6.2GHzへ、Eコアの最高クロックも4.4GHz→4.5GHzへと向上しており、Intelのコンシューマ向けCPUの中では間違いなく最高峰の性能を発揮する。
その分、Processor Base Powerも125Wから150Wへと25W上昇している点には注意が必要。実際に動作を確認した店員によれば「Core i9-14900Kよりも確実に冷却は難しくなっている」ということで、その性能を最大限に引き出すには相応のCPUクーラーを用意する必要があるだろう。
取材時点で入荷を確認したのはパソコンSHOPアーク、ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原パーツ館。入荷数はいずれのショップも少なめで、販売価格は税込124,980円。
Core i9-14900Kとは3万円以上の差があることから、店員の中からは「価格が高いためそれほど動きがないだろう」という声がある一方、「Intelのフラッグシップモデルなので初回分は週末で売り切れてしまうかもしれない」という声も聞かれた。
文: 編集部 池西 樹/取材・撮影:Tawashi
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