2024.03.20 08:00 更新
2024.03.20 取材
最近では多くのデバイスがUSB経由で充電できるようになり、個別のACアダプタが必要だった頃に比べると煩雑さは軽減されています。とは言え、USB充電器もそれぞれ対応する出力が異なるため、基本的にはデバイスに合わせて複数のUSB充電器を併用する必要があります。
そんな不満を解消するべく登場したのが、現在Indiegogoでプロジェクトが進行中のGaN技術を採用したUSB充電器「GW380」です。
95×85×86mmの小型サイズながら、本体にはUSB Type-C×6、USB Type-A×2の計8ポートの充電ポートを備え、USB Type-Cの2ポートはそれぞれ最大140Wまでの出力に対応。なんと2台のMacBook Pro 16を同時に接続した場合でもわずか1時間50分で充電を完了することができます。
さらにUSB Type-Cの残り4ポートは最大100Wまで、USB Type-Aも最大30Wまでの出力に対応し、全ポート合計380Wまでの出力が可能。140W×2の出力をしながら、さらにUSB Type-Cで100Wの出力をしたり、すべてのポートを使い65W×4、30W×2、15W×2の同時出力ができ、これ一台あれば基本的に充電に困ることはないでしょう。
そして、これだけ高出力だと発熱が気になるところですが、「GW380」では4,000rpm(30dBA未満)の強力な冷却ファンを内蔵しており、本体を効率よく冷やすことができます。また過電流保護、過電圧保護、加熱保護、ショート保護の4つの保護回路が内蔵されるなど安全性も考慮されています。
さてそんな「GW380」ですが、現時点で50%オフの早割が適用され価格は929香港ドル(17,800円前後)、発送は2024年6月頃の予定。もちろん電圧は100Vから240Vまで対応し、電源ケーブルも配送先の国に合わせて最適なものが提供されるということで安心ですね。
文: 編集部 池西 樹
Indiegogo: https://www.indiegogo.com/