2024.03.24 12:23 更新
2024.03.24 取材
日本ギガバイト株式会社(本社:東京都千代田区)は2024年3月23日(土)、東京・秋葉原「LIFORK 秋葉原 II」(〒101-0021 東京都千代田区外神田3-13-2)において「GIGABYTE新製品展示会」を開催。最新のGIGABYTE製品が展示されるとあって、会場には熱心な自作PCユーザーが集結した。
イベント会場には、クリエイター向け「AERO」やゲーミング向け「AORUS」など、ノートPCの2024年モデルを展示。さらに最新のマザーボードやグラフィックスカードも複数展示された。なお当日行われたトークセッションの模様はAORUS JAPAN公式のYouTubeチャンネルで、アーカイブ配信が行われている。
最近では有機ELパネル採用の高リフレッシュレートディスプレイが各社より発売されているが、GIGABYTEからは「AORUS FO32U2P」および「AORUS FO27Q3」が間もなく市場に投入される。いずれもAI技術を採用したパネル保護機能「OLED Care」を搭載し、有機ELパネルの弱点とされる画面の焼き付き防止に配慮した設計となっている。
31.5型4Kディスプレイ「AORUS FO32U2P」は、リフレッシュレート240Hz、応答速度0.03msの高速描画に対応するゲーミングモデルだ。世界初のDP 2.1 UHBR20をサポートし、従来(DP 1.4 HBR3)の2.5倍にあたる80Gbpsの帯域幅を非圧縮で実現。グラフィックスカード次第では最大4台までのデイジーチェーンにも対応する。
メーカー担当者が「ぜひ有機ELパネルの発色の良さを体験してほしい」と語る有機ELパネル採用の「AORUS FO32U2P」 |
インターフェイスはHDMI 2.1×2、DisplayPort 2.1×1、miniDP 2.1×1、USB Type-C×1、USB 3.2ダウンストリーム×2、USB 3.2アップストリーム×1、イヤホンジャック×1、マイクジャック×1。大型の31.5型ながら0~90°ピボットに対応するのも特徴だ。日本での発売は5月末を予定。予価は25万円前後とのこと。
「AORUS FO27Q3」は27型の有機ELパネルを採用。WQHD解像度のゲーミングディスプレイでは最速クラスとなる、360Hzの高速リフレッシュレートに対応する。GIGABYTE製ディスプレイではおなじみの、2台のPCでディスプレイと入力デバイスが共有できる「KVM機能」等も備える。なお日本での発売は5月末を予定。予価は15万円から18万円程度で調整中とされる。
1月から販売が始まった49型QD-OLEDゲーミングディスプレイ「AORUS CO49DQ」 |
画面のサイズは27型WQHDディスプレイ2枚分とほぼ同等で、リフレッシュレート144Hz、応答速度0.03ms(GTG) |
ホワイト筐体で144Hz/1ms対応の31.5型4Kゲーミング液晶ディスプレイ「M32U ICE」(仮称) |
ホワイトモデルの需要については現在市場調査中。反響次第で国内投入を決めるそうだ |
2月より販売が始まった16型WQXGA液晶ゲーミングノートPC「AORUS 16X」。Core i7-14650HXとGeForce RTX 4060 Laptop GPU GDDR6 8GBで構成し、AI機能「AI Nexus」を追加した最新版の「Control Center」を備えている点がアピールされている |
こちらも2月から販売中のリフレッシュレート165Hz対応16型WUXGAパネル搭載ゲーミングノートPC「G6X」。14コア/20スレッドのCore i7-13650HX、GPUはNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUを備える |
夏頃発売予定の新型のオールインワン水冷ユニット「AORUS WATERFORCE X II」シリーズ |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
日本ギガバイト株式会社: https://www.gigabyte.com/jp