アキバのランドマークだった「肉の万世」の本店、33年の営業に幕

かつては様々な肉料理を一つのビルで楽しむことができた、通称“肉ビル”に本拠を構える「肉の万世 秋葉原本店」（所在地：東京都千代田区神田須田町3-21）が3月31日（日）をもって閉店した。

2月末より「33年間のご愛顧ありがとうございました。」と閉店が予告されていた、「肉の万世 秋葉原本店」がついに閉店。本拠を構える“肉ビル”は、かつて地下1階～10階まで万世のレストランで占められていたが、最後に残った4階の洋食店と1階の万世麺店が3月31日（日）をもって閉店となった。

当日の営業終了時には、店長や「モーちゃん」（マスコットキャラクター）などが挨拶するセレモニーも実施。閉店を惜しんで駆けつけたファンに見守られる中で、長い歴史に幕を下ろすことになった。

今後秋葉原地区における肉の万世は、後継店舗として3月25日（月）にオープンした中央通り沿いの「肉の万世 アキバプレイス店」（アキバプレイスビル3階）と、旧肉ビルの近くにある「焼肉の万世 秋葉原店」（トゥモロービル6階）による2店舗体制で営業を続けていく。

本店の後継店舗として新しくオープンした「肉の万世 アキバプレイス店」	旧肉ビルの近くにあるラジオガァデン跡には、「万かつサンド」などの自販機も設置されている

文： 編集部 絵踏 一/取材・撮影：ウエムラ
肉の万世： https://www.niku-mansei.com/