専用ライターでMIDI仕様に書き換えた「FAMIC on USB」を組み合わせる

MIDI機器とUSBサウンドデバイス「FAMIC on USB」を接続し、ファミコン風サウンドで演奏可能にする拡張基板「FAMIC MIDI Extension」が発売。サークル「PRIORIS」が手がける同人ハードウェアで、家電のケンちゃんにて税込4,400円で販売されている。

音楽を文字で記述するMML(Music Macro Language)で書き込んだデータをファミコン風サウンドで再生する、人気のサウンドデバイス「FAMIC on USB」用の拡張基板。「FAMIC on USB」にMIDI入力ポートを追加するための基板で、MIDIキーボードなどの入力をファミコン風サウンドで演奏できるようになる。

USB-MIDIおよび3.5mmプラグによるTRS-MIDIに対応。「FAMIC on USB」本体にドッキングした状態でPCに接続すると、USB-MIDIインターフェイスとして認識する仕様になっている。

接続イメージ

なお「FAMIC MIDI Extension」を使用するには、あらかじめMidSynthで波形を定義し、専用ライターで「FAMIC on USB」本体に書き込む必要がある。波形定義済みの「FAMIC on USB」本体と「FAMIC MIDI Extension」をドッキング、MIDI機器を接続することで演奏できるという流れだ。

ちなみに上記の通り「FAMIC on USB」のMIDI対応には専用ライターが必須なため、「FAMIC MIDI Extension」と合わせて初めて「FAMIC on USB」を購入する場合は、単体モデルではなくライター付きの「FAMIC on USB Starter Set」を購入する必要がある。

以前に「FAMIC on USB Starter Set」を購入したことがある人向けとして、単体モデルは「採算度外視」（サークル）な税込990円の特価で販売されている

文： 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん： https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926