2024.04.09 08:00 更新
2024.04.09 取材
イヤーピースでそんなに音が変わる?と疑問に思う方もいるでしょうが、実際に試してみると想像以上の違いに驚くかもしれません。一口にイヤーピースと言っても材質や構造の違いも様々なので、聴こえ方は選ぶモデル次第。低音をもっと響かせたいのか高音の伸びを強調したいのかといった具合で、イヤホンの特性に合わせて選ぶ場合がほとんどだと思います。
ただしそうした色付けがない、フラットな状態で聴きたいという向きもあるでしょう。個人的に1年以上愛用している、DIVINUSの「VELVET」というイヤーピースはそういうタイプですね。
何やらジャラジャラとたくさん入ってますが、この中でメインとして使っているのが「VELVET」。極端に特定の音を強調することもないし、全帯域で音の損失が少ないので、イヤホンそのものの音をしっかり聴くことができます。それだけに、どのイヤホンでも違和感なく使えるというメリットもありますね。
それと形状についてですが、中心あたりが太めに作られていて、これがフィット感のよさに繋がっています。しっかり耳にフィットするので遮音性も高いですよ。
そしてこの「VELVET」を語る上で外せないのが、着け心地のよさですね。エンボス加工された表面はサラサラした感触で、肌触りが抜群に良い。耳がかゆくなりにくいのと、表面の微細な穴が耳道との圧力を調整してくれるおかげで、長時間使っても負担が少ないんです。単に着け心地の良いイヤーピースを探しているという向きにも、自信を持ってオススメできますよ。
文: 編集部 絵踏 一
e☆イヤホン秋葉原店本館: https://www.gdm.or.jp/crew/2021/0422/389607