2024.04.24 00:00 更新
2024.04.24 取材
ノートPCと一緒に持ち運ぶことで、外出先や出張先でもデュアルディスプレイ環境を構築できるモバイル液晶ディスプレイ。PCでの作業効率を大幅に改善できることから、普段から愛用している人も多いのではないでしょうか。かくいう筆者も毎年恒例のCOMPUTEX取材時には、ノートPCと一緒に必ずモバイルディスプレイを持ち込んでいます。そんなモバイル液晶ディスプレイの注目モデル「Radiant」のプロジェクトがIndiegogoで進行中です。
その最大の特徴は、バックライトLEDを内蔵した一般的な「透過型」方式と、外光を反射する「反射型」方式を組み合わせた「半透過型」方式を採用している点です。これにより、明るいところでは外光をバックライト代わりに使えるようになり、屋外などでも鮮明に表示できる他、疲れ目の原因になるブルーライトやフリッカーの心配もありません。
さらに一般的なモバイル液晶ディスプレイに比べて消費電力は約70%も削減されており、バスパワー駆動で動作させる場合でも、ノートPCのバッテリ消費を大幅に抑えることができます。
そして本体には、従来のLEDより自然光に近いスペクトルで、ブルーライトの放射が50%少ないバックライトLEDを標準装備。周囲が暗いところでも目の負担を抑えつつ、通常の液晶ディスプレイと同じように使うことができるわけです。
簡単にスペックを確認しておくと、画面サイズは15.6型、解像度はフルHD、リフレッシュレートは60Hz、応答速度は5ms、表示色は1,670万色で、10点マルチタッチに対応。インターフェイスはHDMIとUSB Type-Cが搭載されています。
そんな「Radiant」のプロジェクトですが、すでに目標金額の150%以上を達成しています。なお今なら46%割引の発売記念価格649ドル(約100,375円)で購入でき、製品の発送は6月の予定です。
文: 編集部 池西 樹
Indiegogo: https://www.indiegogo.com/