2024.05.08 00:00 更新
2024.05.08 取材
一ヶ月ほど前に入荷して以来かなり好調に売れていて、ちょうど何度目かの“おかわり”が入ってきた注目アイテムが「Type-Cにカマす電圧電流計」です。USB Type-C機器の通電状況が分かる簡易チェッカーで、Type-Cケーブルの先端にカマして使うシンプルな仕様。ノートPCやスマホがどんな風に充電されているか、その情報を7セグLEDでリアルタイムで表示してくれます。
最大48V/5Aかつ240Wまでの計測が可能なUSB PD 3.0対応のチェッカーで、電圧→ワット数→電流を順番に表示する仕組み。一番の注目ポイントは電圧も測れるところですね。実はこうした安価なUSB PD対応チェッカーだと、電圧が測れるのは結構珍しかったりするんです。
それで電圧が見れると何がいいの?という話ですが、USB充電器によっては単ポートでは20Vで給電できるけど、複数ポートを同時使用すると電圧が落ちてしまう・・・という場合があったりします。環境や使用状況によっては想定していた仕様で充電できていなかったりするわけで、コレがあればそれが分かるというわけですね。
それに加えて、9Vから12V、15V、20V・・・といった具合に電圧が変わっていく状況を見ながら、「こんな風に動いてるんだなぁ」と知的好奇心を満足させる効果もアリ。何かしら新しいUSBデバイスを入手する度にとりあえず装着、どんな風に充電されるかチェックするのは楽しいですよ。
ちなみにラインナップは、DP Alt モード環境でも使用できる全結線モデルと、安価な非対応モデルの2タイプ。ウチのお客さんは実際に使うかはさておき高機能なものを好む人が多いので、圧倒的にAltモード対応版が売れていますね。
文: 編集部 絵踏 一
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