2024.05.13 18:25 更新
2024.05.13 取材
Pentaconnブランドを展開する日本ディックスから、初のイヤホン製品として「Scyne α01」が発売。e☆イヤホン秋葉原店本館にて、店頭価格132,000円で販売されている。
高品質のプラグやコネクタ、「COREIR」シリーズなどの大ヒットイヤーピースを手がける日本ディックスから、初のイヤホン製品が登場。オーディオマニアから評価の高いブランドが初めて送り出したイヤホンとあって、ショップ店員間でも注目されているという。
本体設計からドライバー選定、筐体形状に至るまでPentaconnが一貫して手がけた製品で、振動板にはLCPドーム+LSR(液体シリコン)エッジの10.2mm複合振動板を採用。音の歪みや付帯音、共振点でのピークを最小限に抑える狙いがあり、エッジ部は歪み感の少ないクリアでフラットな周波数特性を達成しているとのこと。
リアチャンバーを二重構造にして内部の空気圧を最適化するダブルリアチャンバーを搭載するほか、音響モジュールがチャンバー内部の反射波を適切に吸収・放射して振動板に対する影響を軽減。ハウジングにはプラチナメッキを施した真鍮製の筐体が採用されている。
ショップによれば「低域はあっさり聴きやすく、中高域は膨らむような空間と気持ちい伸び感がある」とのこと。
主な仕様は、再生周波数帯域10Hz~22kHz、音圧感度110dB、インピーダンス16オームなど。ケーブルには6N OFC 4芯銀コート銅線のケーブルとPentaconn earコネクタを組み合わせ、プラグにはバランス接続の4.4mm L型金メッキ5極プラグが使用されている。
文: 編集部 絵踏 一
e☆イヤホン秋葉原店本館: https://www.gdm.or.jp/crew/2021/0422/389607