2024.05.30 10:24 更新
2024.05.30 取材
AMD(本社:アメリカ)から、Socket AM5に対応する新型デスクトップ向けCPU「Ryzen 8000F」シリーズが登場。2024年5月29日11:00より国内発売が開始されている。
製造プロセスTSMC 4nm FinFET、Zen 4アーキテクチャを採用したRyzen 8000Gシリーズをベースに、内蔵GPUを無効化した廉価モデルという位置づけ。対応プラットフォームはこれまでと同じSocket AM5で、マザーボードも流用できるがBIOSのアップデートが必要になる可能性がある点には注意が必要だ。
「Ryzen 7 8700F」のスペックはCPUコア数が8コア/16スレッド、ベースクロック4.1GHz、ブーストクロック5.0GHz、L2キャッシュ8MB、L3キャッシュ16MBで、AI処理を省電力に実行できるRyzen AI機能も実装されている。
「Ryzen 5 8400F」のスペックはCPUコアが6コア/12スレッド、ベースクロック4.2GHz、ブーストクロック4.7GHz、L2キャッシュ6MB、L3キャッシュ16MBで、Ryzen AI機能は省略されている。
いずれもTDPは65Wで、製品にはWraith Stealthクーラーが付属。取材時点で販売を確認したのはパソコンSHOPアーク、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、パソコン工房 秋葉原パーツ館で、価格は「Ryzen 7 8700F」が税込49,800円、「Ryzen 5 8400F」が税込32,800円。なおショップ店員に確認をしたところ、今のところ目立った動きはないとのこと。
また「Ryzen 8000F」シリーズの詳細やパフォーマンスについては以下のレビューをあわせて参照いただきたい。
文: 編集部 池西 樹/取材・撮影:Tawashi
AMD: https://www.amd.com/ja/