2024.05.31 12:53 更新
2024.05.31 取材
CFカードをレトロPCのHDDとして使用可能にする、SASI/SCSI変換アダプタ「変換番長V4」がクラシックPC研究会から発売。家電のケンちゃんにて、内蔵モデルが税込25,300円、外付けモデルが税込30,800円で販売されている。
エミュレータなどのHDDイメージファイル書き込んだCFカードを、SASI/SCSI HDDとしてX68000やPC-98などのレトロPCに認識させることができる変換基板・ユニット。「SCSIに変換できるタイプは他にもあるが、SASIに対応する点が極めて珍しい」(ショップ)という特徴がある。
【関連記事】CFをSCSI/SASIに変換、レトロPCを復活させる変換アダプタ「変換番長」の“Final Edition”が発売(2017.04.28 12:26 更新)
「変換番長」シリーズの最新モデルにあたり、2021年に廃版になった前作「変換番長PRO」から3年ぶりの登場。exFAT対応によりFAT32のオーバヘッドによる速度低下がなくなったなど、複数の改良が施されている。
新たに動作状況を把握できるステータスLEDも実装。どのイメージファイルがアクセスされているかをリアルタイム表示し、起動しない場合などにエラー箇所がすぐ把握できる。
最大14ファイル、14台のHDDとしてレトロPCに認識(接続台数はPC側の仕様次第)させることが可能。多彩なイメージファイル(hdi/hds/hdf/hdn/nhd/hd/hdd/h0-h5)に対応する汎用性の高さも特徴とする。
なお、内蔵モデルはコネクタがボックスヘッダ50pinで電源はペリフェラルミニ4pinを使用。外付けモデルはコネクタがアンフェノールハーフピッチ50pinで、USB Type-CによるUSB給電で動作する。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926