2024.06.03 22:40 更新
2024.06.03 取材
ASUSは、COMPUTEX TAIPEI 2024の開催に先立ち実施したプレス向け製品発表会にて、最高約11Gbpsに対応するトライバンドWi-Fi 7ゲーミングルーター「ROG Rapture GT-BE19000」を発表した。
今年4月から国内発売が開始された「ROG Rapture GT-BE98」の下位モデルにあたる製品で、対応バンドは6GHz帯×1、5GHz帯×1、2.4GHz帯×1へと5GH帯が1系統省略されている。一方で、4,096-QAMや320MHz(6GHzのみ)の帯域幅のサポートは同様で、最高11,529Mbps(5GHz帯は最高5,764MHz/2.4GHz帯は最高1,376MHz)の無線LAN通信に対応する。
そして有線ポートも10ギガビットWAN/LAN×1、2.5ギガビットWAN/LAN×1、10ギガビットLAN×1、2.5ギガビットLAN×3、ギガビットLAN×1と同等で、無線LANはもちろんのこと、有線LANの環境でも高速なネットワークを構築できる。
その他、主なスペックはメモリが256MBフラッシュと2GB DDR4 RAM、アンテナは大型の外部アンテナを8本搭載し、ASUS独自のメッシュ機能であるAIMeshに対応する。本体サイズは幅350.41mm、奥行き220.9mm、高さ350.41mm。
なお担当者に確認したところ「ROG Rapture GT-BE98」が発売されたばかりということもあり、現時点で発売時期や価格は未定ながら、国内市場向けにも取り扱う予定はあるという。
文: 編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.: https://www.asus.com/
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