2024.06.05 06:00 更新
2024.06.05 取材
Micro-Star International Co., Ltd.(以下:MSI)は、Intelの次世代デスクトップ向けCPU「Arrow Lake」に対応する最新マザーボードを展示。現時点、詳細スペックは非公開ながら今年の後半には市販化される予定。そこで今回は展示機の様子を画像でチェックしよう。
ソケット部分はクリアパーツとIntelシールでガード。詳細は確認できなかった |
今回展示されていたのは「MPG EDGE」シリーズに属するゲーミングモデルと、「PRO」シリーズに属するスタンダードモデルの2種。フォームファクタはATXで、チップセットについては現時点で明らかにされておらず、CPUソケット形状についても確認ができなかった。
ボタンを押すだけでPCI Express(x16)スロットのロックが解除できる「EZ PCIe Release」を採用。大型のグラフィックスカードも簡単に取り外しができるようになった |
「M.2 Shield Frozr」もマザーボードの差し込み部分が改良され、よりスムーズに固定が可能 |
また、PCI Express(x16)スロットに装着したグラフィックスカードをワンプッシュで着脱ができる「EZ PCIe Release」機構を搭載。より簡単に取り付けができるツールレスのM.2ヒートシンク「M.2 Shield Frozr」や、M.2 SSDを押し込むだけで装着できる「EZ M.2 Clip II」、ネジ固定が不要なWi-Fiアンテナ「EZ Antenna」などが採用されている。
「MPG EDGE」モデルのリアインターフェイス。ネットワークは5ギガビットLANとWi-Fi機能を搭載 |
今回展示されていた2モデルは、いずれもヒートシンクやリアインターフェイスカバーをシルバーホワイトに統一。「MPG EDGE」モデルについては基板もホワイト色が採用される。
「PRO」シリーズに属するスタンダードモデルでもホワイトシルバーのヒートシンクを搭載 |
さらに5ギガビットLANポートを搭載し、これまで以上に高速な有線ネットワークを構築できるようになった。
ネットワークは5ギガビットLANとWi-Fi機能を搭載。構成は「MPG EDGE」モデルに近く、かなり充実している |
文: 編集部 池西 樹
Micro-Star International Co., Ltd.: https://www.msi.com/
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