2024.06.07 18:41 更新
2024.06.07 取材
編集部内では2024年前半のベストモデルとの呼び声も高い、”八角柱デザイン”の秀作ケース「The Tower 300」に兄弟モデル「The Tower 600」「The Tower 250」が新たに追加。さらに「The Tower 300」の新色も展示されるなど、続々とラインナップが増殖中だ。
まずは兄貴分の「The Tower 600」から紹介していこう。こちらは「The Tower 300」より一回り大きいATXフォームファクタに対応。背面コネクタマザーボードのMSI「Project Zero」やASUS「BTF」に対応しているのも特徴だ。
オールインワン型水冷ユニットは420mmラジエーターまでサポートし、120mmファンなら最大12基まで搭載可能。ドライブベイは2.5/3.5インチベイ×1、2.5インチベイ×2で、カラーバリエーションはブラック、ホワイト、Matcha Green、Hydrangea Blueの4色がラインナップする。
本体サイズは幅420mm、奥行き286.4mm、高さ550mm。グローバル市場向けには2024年7月より発売が開始され、価格は169.99ドル。なお別売りのオプションとして横置き用スタンドが用意され、LCDパネルキットも搭載ができる。
「The Tower 250」は、「The Tower 300」の弟分にあたるMini-ITXフォームファクタ専用モデル。こちらは電源ユニットがSFXまでの対応になる。
「The Tower 250」は発売までまだ時間があるため、サイズやドライブベイなどのスペックは明らかにされていなかった |
オールインワン型水冷ユニットは360mmラジエーターまでのサポートになり、120mmファンは最大8基まで搭載可能。カラーバリエーションはブラック、ホワイトの2色で、こちらもオプションとして横置き用のスタンドが用意される。なお発売は2024年第4四半期予定で、価格は169.99ドル。
また「The Tower 300」には新たにPeach、SpaceGray、Gravel Sandの新色が追加予定。既存カラーとあわせて全11色展開になることから、同行していた株式会社アスクの担当者は「まだ増えるの?」と、やや苦笑い。
「The Tower 300」の新色Gravel San |
左がPeach、右がSpaceGray。Peachにしてはややピンクが薄い印象だが、フルーティーな果実をモチーフにしたカラーとのこと |
文: 編集部 池西 樹
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