2024.06.11 16:28 更新
2024.06.11 取材
今回メインで回った南港展覧館ホール1の向かいにあるホール2には、主に中国系のメーカーが多く集まっていた。香港のUNITEKブースもその中にあり、どこかで見たようなモノから、その内アキバの店頭で再会しそうなアクセサリまで様々。ちょっと気になったアレコレをご紹介しよう。
「S1243B」は、最大40GbpsのUSB4およびThunderbolt 3に対応するM.2 SSDドック。PCI Express 4.0のM.2 NVMe SSDに対応しており、むき出しのSSDを4基接続できる。
トップにM.2スロット×4、背面はType-CポートとDCジャックのみ。1 to 3のクローン機能を搭載しており、プライマリドライブのデータを3台に同時コピーできる。
SSDの接続イメージ。2台用モデルもあるようだ |
「S1234B」は、3.5インチ/2.5インチSATAドライブとM.2 NVMe SSDを搭載できるドッキングステーション。転送速度はUSB 10Gbps |
ありそうで見たことがなかったかも、と思った「D1092A」は、キーボードとマルチドックのコンボデバイス。USB Type-Cで接続すると、ドックによる機能拡張と物理キーボード入力が可能というもの。
USBハブやカードリーダー機能に加え、100WのUSB PD給電機能や4K/60HzのHDMI出力もあったりと、ドックとしての機能もなかなか優秀だ。キーボード用にある程度広いスペースを確保できることから、色々機能を詰め込みつつもドックとしてはかなり薄型になっている。
ほかに変わり種としては、これまたあまりお目にかからないポータブルDVDドライブとUSBドックとのコンボデバイス「T1037A」が面白そう。DVDドライブとしては8倍速のDVD書込みにも対応、ドック部分にはUSBハブとカードリーダーを備えている。
さらにドッキングステーションとしては、8Kに対応したスリムType-Cドックなどもアリ。HDMI×2/DisplayPort×1を備えており、トリプル4K出力も可能。ドックにはUSB PD給電や有線LANなども搭載しているようだ。
文: 編集部 絵踏 一
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