2024.06.11 15:45 更新
2024.06.11 取材
多くのディスプレイが展示されていたMicro-Star International Co., Ltd.(以下:MSI)ブースの中でも特に注目を集めていたのが、湾曲モデルでは世界初を謳うデュアルモードに対応したゲーミング液晶ディスプレイ「MPG 321CUPF」だ。
表示モードはOSDメニューから切り替えでき、FPSゲームやバトルロイヤルゲームなどスピードが重要になるゲームではフルHD/320Hzで、オープンワールドRPGなど画質を重視したい場合には4K/160Hzなど、ゲームタイトルや表示する内容に合わせて選択可能。さらに画面のサイズを擬似的に27型や24.5型にするスクリーンサイズ変更機能も搭載されている。
液晶パネルは応答速度0.5ms(GTG)のRapid IPS方式で、曲率は1500R、ハイダイナミックレンジはVESA DisplayHDR400に準拠。またPlayStation 5や、Xbox Series X/Sで120Hz表示を可能にするコンソールモードも実装されているため、コンシューマゲーム機との組み合わせにも向いている。なお現時点では国内市場での取り扱いは未定。
MEG 321URX QD-OLED |
またCES 2024で発表され、AIチップによるゲーミング補助機能が物議を醸した「MEG 321URX QD-OLED」だが、対応ゲームをモンスターハンターに変え、ゲーミング補助機能がリニューアルされた。
担当者によれば、今回のAI機能は開発元の株式会社カプコンから許可も得ているという |
ゲーム補助機能を有効にするとミニマップ上を自動スキャンして敵を知らせたり、体力やスタミナ、武器の切れ味、弾丸数などのステータスが本体下部のLEDバーでも確認できるようになる。なおこちらも現時点では国内市場での取り扱いは未定。
文: 編集部 池西 樹
Micro-Star International Co., Ltd.: https://www.msi.com/
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