2024.06.11 18:00 更新
2024.06.11 取材
COMPUTEXに合わせて2つのPCケースを発表したFractal Designだが、一緒に披露された新プロダクトも合わせてチェックしておきたい。ミニマルでエレガントなデザインは、カテゴリ違いながらFractalらしさを感じることができる。主力のケース製品との相性も良さそうだ。
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初のチェア製品として登場するのが「Refine」。ゲーミングチェアと言うより高級オフィスチェア寄りのエルゴデザインが採用されている。ラインナップは全部で5種あり、その内2つは通気性に優れたメッシュ張り仕様だ。
いずれもヘッドレストの高さ、シートの高さと奥行き、ランバーサポートの奥行きと高さ、チルトの張力などを調整可能で、4方向に動くアームレストを含め、多彩な調整機能を搭載。13段階調整が可能なチルト機能は、寄りかかると連動して動くシンクロチルト機構になっている。
初のゲーミングヘッドセットして発表された「Scape」もまた、いかにもFractal Designというデザイン。ドングルによる低遅延ワイヤレスとBluetooth 5.3に対応したワイヤレスヘッドセットで、フリップミュート付きの着脱式マイクを備えている。
ちなみに先日ご紹介した、ミニマムな「North」風ケースに収まっていたRaspberry Piに接続されていたのが、このヘッドセットだ。
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スタイリッシュなラインとファブリック生地のイヤーカップおよびヘッドバンドという組み合わせ。要所に用いられたメタルの質感もよく、デバイスとしての格調高さも魅力だ。集まった取材陣には、物理ボリュームダイヤルの手触りの良さも好評だった。平時の定位置にピッタリな、専用のワイヤレス充電スタンドも付属する。
なお、現時点でいずれも日本国内における取り扱いや価格は未定となっている。
文: 編集部 絵踏 一
Fractal Design: https://www.fractal-design.com/
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