2024.06.12 09:00 更新
2024.06.12 取材
Thermaltake(本社:台湾)の新型CPUクーラー「MAGAir 600 Ultra」。カラーはブラックとホワイトの2色を用意し、早ければ2024年の第3四半期頃にはグローバル市場に向けて出荷が始まるという。ちなみに予価は119.99ドル。
まず目を引くのが、ヒートシンクのトップに内蔵する円形LCD。解像度640×480ドットに対応し、専用のアプリを使用することで好みの画像が表示できる。オールインワン型水冷ユニットのウォーターブロック天板で見かけるアレで、昨年あたりからデジタル表示など空冷にもじわじわとアイキャッチ的なギミックの採用が増えている。
円形LCDパネルユニットは着脱式。ヒートシンクに目を向けるとデュアルヒートシンク間に120mmファンが内蔵されている事が分かる |
肝心な冷却性能が気になる所だが、ヒートシンクはツインタワー型で、搭載ファンは1,800rpmの120mmが2基。組み合わせるヒートパイプはφ6mmで合計6本構成となり、TDPは265Wまでがサポートされる。
魅せるPCケースに合わせたCPUクーラーの主張は、そろそろ出尽くした感がある。
文: 編集部 松枝 清顕/取材・撮影:池西 樹
Thermaltake: https://jp.thermaltake.com/
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