2024.06.16 08:00 更新
2024.06.16 取材
今年のCOMPUTEX 2024はエルミタ取材班にカメラマンが同行。多くの動画レポートをお届けしました。従来のテキストと静止画では伝えきれない、圧倒的情報量は動画の強みであり、今後も大いに取り入れて行きたいところです。
さて、そんなカメラマン氏はスケジュールの合間に台北市内を散策。掲載しきれない沢山の素材を提供してくれています。今回はその中から、台北の街中を行き交う自動車にフォーカス。市内のランドマークである「台北101」と「グランドハイアット台北」の間を走る目抜き通り「市府路」を定点観測し、行き交う車をひたすら撮影しました。
ちなみに台湾の移動手段と言えばスクーターのイメージ。市内の慢性的な渋滞から、通勤にスクーターや自転車を使う人が多く、朝の通勤時間と夕方の帰宅時間には、車道を多くのスクーターが占拠する台湾特有の光景が見られます。
一方で日中は多くの路線バスやタクシーが行き交い、一般車と混じって常に混雑状態。往来を観察したカメラマン氏によると「メーカーのシェアはほぼ日本と変わらない」とのことで、トヨタ(レクサス)を筆頭に、メルセデスやBWM、さらにテスラを多く見かけたそうです。またタイプ別ではSUVが多く、ボルボXC90、レクサスRX、AudiQ5、スバルフォレスター、ポルシェマカンやカイエンなどもちらほら。また台湾警察のパトカーは三菱系(ランサー)の採用が多いと聞きます。
なお台湾のタクシー(計程車)と言えばイエロー。車種はRAV4やカローラクロス、カローラアルティス、C-HR等が人気でカメラマン氏曰く「滞在中はトヨタ車以外は見かけなかった」そうです。なお無許可営業車(いわゆる白タク)も存在し、正規の黄色いタクシーを停めようと手を上げたところ「半ば強引に白タクが割り込んできた」といったことも。現地の自作PC関係者に事情を聞くと、やはりイエローのタクシーに乗れば間違いは無いとのことでした。