2024.06.17 11:04 更新
2024.06.17 取材
コンパクトな積層タイプの真空管アンプキット「バベルの塔」が千石電商 秋葉原本店に入荷している。「藍パパ」氏による同人ハードウェアで、価格は税込4,780円。
手乗りサイズのコンパクトな真空管アンプキット「CHORO 球」シリーズに新モデルが登場。パッケージに“天を突く豪快なルックス”とあるように、珍しい積層タイプの基板サンド型構造になっている。はんだ工作で組み立てる工作キットで、真空管やその他部品は別途購入が必要。
真空管は「6SN7」に対応。「界隈でもまず類を見ない業界最小(?)のGT管ポタアン」と謳われており、完成すれば小さい基板からGT管がそびえ立つ、文字通り塔のような見た目の小型ヘッドホンアンプになる。
低電圧駆動の真空管アンプで定番になっているYAHA基板準拠の回路で、「CHORO 球」シリーズ特有の“熱いサウンド”が楽しめるという。電源はモバイルバッテリにも対応しているが、ショップによれば「ノイズを拾いやすいため専用の電池ボックスを推奨している」とのこと。
なお、資料を参考に(部品調達を含め)組み立てが可能な人を対象とした中上級者向けキットであり、「本基板は実験基板のため、親切なキットではない」としている。
文: 編集部 絵踏 一
千石電商 秋葉原本店: https://www.gdm.or.jp/shop/sengoku/