2024.07.21 00:00 更新
2024.07.21 取材
アキバの街で“丼もの”を淡々と食べては(なぜか)日曜の深夜にひっそり掲載していく、謎の定番コーナー「深夜丼」。今回は、末広町にある町中華「味の三恵」に行ってきます。
秋葉原エリアの中心からはちょっと歩きますが、末広町界隈のサラリーマンの間で知る人ぞ知る町中華の名店がこちら。今月の初頭に惜しまれつつ閉店した「きぬそば」は、すぐ隣の建物にありました。
木曜の20時頃というタイミングに来店。カウンター10席ほどしかない店内はすでにほとんど埋まっていて、ちょうど空いていた角の席に座って「五目中華丼」(750円)を注文します。
愛想の良い年配のご店主に注文を伝えつつ、セルフの水をとって待機。他の人の注文をさばきながらだったにも関わらず、さすがの手際で早々に中華丼の出来上がり。カウンター越しに受け取って、いざ対戦です。
白菜やピーマンなどたっぷりの野菜に豚肉、ニンジン、たけのこなどの定番具材が揃った一皿。さらに付け合せで中華スープも付いてきます。ほどよい粘度の餡に覆われた、まさにTHE中華丼といった感じのホッとする味わい。しっかり味の染み込んだ茸も美味で、秋葉原界隈の中華丼でもトップクラスなウマさだと思います。コーナーの取材関係なしに、定期的に足を運びたくなる味ですね。
文: 編集部 絵踏 一