2024.07.29 11:49 更新
2024.07.29 取材
JAMMAコネクタのアーケードゲーム基板をプレイできる簡易アダプタ「EASY ARCADE 2」がKVC lab.に入荷、明日7月30日より販売が開始される。LOW-RES FREAKSによる同人ハードウェアで、価格は税込27,800円。
コントロールボックスと同等の機能をコンパクトな基板で実現した、JAMMAコネクタ対応の簡易アダプタ。USBコントローラとUSB PD電源を使用し、JAMMAコネクタを採用したアーケードゲーム基板を気軽に遊べる環境の構築を目指したという。
アダプタ基板は、アーケード基板を接続するJAMMAコネクタ、コントローラを接続するUSB Type-A×2(右:プレイヤー1/左:プレイヤー2)、USB PD電源に接続するUSB Type-C、RGBケーブルを接続するSFC互換21pin端子のAVマルチコネクタなどで構成されている。
そのほか、基板上には各種状態や設定内容を表示する小型液晶、RGBレベル調整やオーディオレベル調整のボリューム、CSync出力電圧を制限するCSyncレベル選択スイッチ、キックハーネスの接続や将来的な機能拡張に使用する拡張コネクタ、ファームウェアアップデート時に使用(通常は未使用)するmicroUSBなども実装されている。
また電源には20V出力が可能なUSB PD電源が必要で、65WまでのUSB PD対応ACアダプタなどが使用できる。
ショップによれば「基板実装密度が高いため、基板の取り扱いがわかる中級者以上にオススメ」とのこと。また、映像出力に使用するSFC仕様RGBケーブル(RGB 21pinとSCARTの2タイプ)も1,500~2,000円程度で販売される。
文: 編集部 絵踏 一
KVC lab.: https://www.gdm.or.jp/crew/2022/0901/453888