2024.08.04 00:00 更新
2024.08.04 取材
アキバの街で“丼もの”を淡々と食べては(なぜか)日曜の深夜にひっそり掲載していく、謎の定番コーナー「深夜丼」。今回は、昭和通り方面で長くサラリーマンに愛されている町中華の「生駒軒」に行ってきます。
例によって営業終了ギリギリの15時近くに滑り込んでメニューを物色。すっかりお昼時を過ぎていたこともあり、先客は常連さんと思しき一人だけでした。さて、女将さんがティッシュ箱とお冷を持ってきてくれたタイミングで早速注文。今回は「エノキ丼」(800円)を食べることにしましょう。
ゴリゴリと鍋を動かす音を壁越しに聞きながら、待つこと5分ほど。まず最初に中華スープが運ばれてきて、それから時間を置かずに「エノキ丼」が到着しました。できたての熱々、もうもうと湯気が上がっている状態でメチャ美味しそうです。
その名の通りたっぷり入ったエノキが餡掛けになっているという、界隈でもあまり見ないタイプの丼ですね。皿にはその餡掛けエノキとご飯がカレーライススタイルで盛り付けてあります。
エノキとご飯を一緒にスプーンですくってパクリ。チュルチュルと心地いい食感の餡掛けエノキは、ちょいピリ辛な味付けで実に美味。ご飯との相性も最高に良く、大盛りにすればよかったと思うくらい満足度は高めでした。辛すぎないので辛い系が苦手な人も全然OK!これはまた一つ鉄板メニューが増えましたね。
文: 編集部 絵踏 一