2024.08.11 00:00 更新
2024.08.11 取材
毎日アキバでごはんを食べているショップ店員に、イチオシのお店を教えてもらう「秋葉原のおいしいごはん」。今回は、イオシス アキバ中央通店の瀧村さんいわく、このところ近場のラーメン店では一番多く通っているという「こってり脂らーめん きたろう」に行ってきます。
6月に昌平小学校のすぐ近くにオープンしたラーメン店で、すぐ隣にはパソコン工房 秋葉原パーツ館があります。以前に「らーめん影武者 本館」があった場所ですが、「きたろう」は前身のお店と違い、その名の通りいわゆる背脂チャッチャ系のラーメンを主力にしたお店に。この手のラーメンを近場で食べたいという、パーツ通りやジャンク通り界隈のショップ店員にも人気のようですね。パーコー系のメニューが食べられるのも嬉しいところ。
そして20時前後に来店すると、店内はほどよく席が埋まっている状態。早速入口の券売機にて、瀧村さんが「お腹が空いている時によく食べる」という「らーめん」(900円)と「ネギめし」(180円)の組み合わせを注文します。しかしパーコーをのせて1,000円という「パーコーめん」のコスパもなかなか良さそうに感じますね。なお水はセルフで、お願いすれば紙エプロンももらえるっぽいです。
そのまま席にて待つこと10分足らず、「らーめん」と「ネギめし」がやってきました。背脂の量は少なめ・普通・多めから選べるのですが、今回は普通でオーダーしています。それでも結構な量の背脂が入っているようですね。
さて早速背脂たっぷりのスープをひとすすり。最初こそ背脂の甘さを感じますが、塩分濃いめな醤油味のスープが相まって、スッキリ飲みやすい印象です。麺はもちもちプリプリした太めの縮れ麺。背脂もスープもしっかり絡んでくれます。ギトギト感はまったくなく、とても食べやすい背脂系ラーメンだと思います。
そして分厚いチャーシューがこれまた美味。さっくり切れて脂身部分はトロリ、しっかり厚みがあるので食べごたえはバッチリですね。シャッキリしたもやしの食感も口当たりのいいスープと相性が良く、とにかく見た目以上に食べやすい一杯でした。
そしてスープの塩分が強めということもあり、どうしてもご飯が欲しくなったところで「ネギめし」の出番。要はネギをたっぷり盛った卵かけご飯のことで、卵と相性のいい醤油が一緒に付いてくるという気遣いも嬉しいですね。ネギが少し硬めに感じたので、ラーメンのスープをかけるなどして多少しんなりさせて食べるのがよさそう。ラーメンと一緒に食べ終わった頃には、すっかり満腹になっていました。
こってり脂らーめん きたろう 所在地:東京都千代田区外神田3-4-16 竹本ビル1階 営業時間 11:00~21:00 |
文: 編集部 絵踏 一