2024.09.01 00:00 更新
2024.09.01 取材
アキバの街で“丼もの”を淡々と食べては(なぜか)日曜の深夜にひっそり掲載していく、謎の定番コーナー「深夜丼」。今回は、蔵前橋通り沿いにある末広町の大陸系中華料理店「順興」に行ってきます。
中央通りから末広町交差点を曲がって歩くと、比較的すぐにアクセスできるこのお店。リーズナブルなお値段で知られていて、それだけに近隣のサラリーマンによく利用されています。来店時は金曜の夜ということもあり、飲みのお客さんでほぼ満席。後から来た方々は2階席に案内されていたようでした。
さて入口すぐの一人用席に陣取りつつ、今回オーダーしたのは「青椒肉絲丼」(750円)。チャーハンやお粥を含めご飯系のメニューもそれなりにあるお店ですが、ちょっと肉っぽいものを食べたくてこのチョイスになりました。
注文が重なったせいか多少待たされてしまい、「青椒肉絲丼」がやってきたのは15分後くらい。(相変わらず)店内がやや薄暗い影響で写真の色合いが微妙ですが、実物はもうちょっと鮮やかな感じ。もうもうと出来立ての湯気を立てて運ばれてきました。
細切りにした豚肉にたっぷりのピーマン、タケノコなどが盛られた、まさに定番のチンジャオロース。濃いめの味付けが疲れた体に染みる・・・オイスターソースの香りも食欲を刺激して、スプーンが止まりません。今回は具材がややタケノコに偏っていて豚肉が少なめでしたが、まぁいいかなと感じるくらいには十分満足。ただこの濃い味は、ビールがあって完全体になるような気がしますね。
文: 編集部 絵踏 一