2024.09.18 00:00 更新
2024.09.18 取材
スマホ業界にとってiPhoneの発表は元旦のようなもので、今年もこの間iPhone 16の発表があってから、色んなことが動き始めました。業界全体の隅々まで影響があるわけですが、一番直接的な動きがあるのはやはりiPhoneの売り買い。ちょうど発表後にiPhone 15系を揃って値下げしたのもあって、いま爆発的にiPhone 15が売れているんです。
でもどうせiPhone 16が発売してしばらくすればiPhone 15はもっと値下がるんだから、もうちょっと待てばいいんじゃない?と考える人もいますよね。ところがiPhoneをオトクに手に入れようと思うと、話はちょっと違ってくるんですよ。
実際に新iPhoneの発売から1~2ヶ月ほどすると、さらに値段が下がって端末の価格としては安く買えることが多くなります。ただそれに合わせて手持ちのiPhoneを買取に持ち込んで、そのお金で新iPhoneに換えようという人も多くなりますから、中古買取の価格も下がることになります。
つまるところ、今使っているiPhoneを売って上の世代のiPhoneを買おうと考えている人にとっては、差し引きの金額は今も数ヶ月後も実質的に変わらない場合が多いということですね。
それなら早く使い始めた方がオトクに決まっているということで、まだ買取価格が高い今の内に手持ちのiPhoneを売ってしまい、iPhone 15を買い求める人が増えているという次第。特にiPhone 15はType-Cになったり色々と変更も多かった世代ですから、ずっとこの機会を待っていたという方も多いんじゃないでしょうか。
ちなみに新しいiPhone 16を買う予定という人の中にも、今のうちに手持ちのiPhoneを高く処分して、iPhone 16が届くまでは格安のiPhone SE2で我慢・・・なんていう徹底した方もいらっしゃいます。オトクにiPhone&スマホを使いたい人は、端末の価格だけでなく買取に持ち込む時期(買取価格)についてもよく考えたいですね。
文: 編集部 絵踏 一
イオシス アキバ中央通店: https://www.gdm.or.jp/shop/iosys-chuou/