2024.09.22 00:00 更新
2024.09.22 取材
毎日アキバでごはんを食べているショップ店員に、イチオシのお店を教えてもらう「秋葉原のおいしいごはん」。今回は、牛タンが大好きなサンコーレアモノショップ秋葉原総本店のUさんが推す「ねぎし 秋葉原店」に行ってきます。
牛タンを食べたくなったら、まずここが鉄板でしょうというお店。東京の幅広いエリアにチェーンを構えていますが、アキバでは末広町に近いビルの3階に店舗があります。目印は1階にあるモスバーガーですね。
20時過ぎに来店したところ、だいたい7割くらいが埋まっている感じ。テーブル席に案内されてメニューをチラリ、Uさんが一番のお気に入りに挙げていた「しろたんセット」(2,550円)を注文します。久しぶりのねぎしだったので、あれこんなに高かったっけ?と内心ビックリしていたり。
それはさておき、注文するとすぐにカウンターの内側からジュージューと気持ちいい音が聞こえてきます。香ばしい匂いに食欲が刺激されますが、10分ほどでその香りがテーブルまで運ばれてきました。焼き立ての白たんが実にウマそうです。
ちなみにここで言う「白たん」は“ねぎし用語”だそうで、1本の牛タンから約34%ほどしかとれないタン元の柔らかい部位のこと。それとセットを構成しているのは、麦めしととろろ、テールスープにお新香といった、ねぎし定番のラインナップです。麦めしはおかわり自由なのが嬉しい。
塩胡椒で味付けしてしっかり焼き上げられた白たんは、外にはカリッと焼き目がついて中はジューシー。厚切りながら理想的な柔らかさで、香ばしい匂いもあり麦めしがメチャすすみます。
とろろをチビチビと麦めしにかけつつ、だいたい白たん1/3くらいに1杯のペースでおかわりする感じ。ねぎし定番のお新香として、おみ漬けと味噌なんばんが付いてくるのですが、これまた麦めしをガツガツ食べたくなる味なんですよね。以前の味噌なんばんはかなり辛めだった記憶があるところ、いまは尖った辛さがなくなりかなり食べやすくなっていました。
そして店員さんの対応が相変わらず素晴らしく、こちらが言い出す前から麦めしやお茶のおかわりの声がけがベストタイミングできます。結局麦めしを3杯いただきつつ、ラストはテールスープでスッキリと締めるという流れ。これだけの満足度と満腹感なら、このお値段にも納得ですね。
ねぎし 秋葉原店 所在地:東京都千代田区外神田3-16-14 エスポワールビル3階 営業時間10:30~22:00(L.O.21:30) |
文: 編集部 絵踏 一
ねぎし 秋葉原店: https://www.negishi.co.jp/