3層構造の防音設計で静音性を向上

SteelSeriesブースでは本日2024年9月26日に正式発表された、最新ゲーミングキーボード「Apex Pro Gen 3」が展示されていた。世界最速を謳う「Apex Pro」シリーズの最新作を早速チェックしていこう。

製品にはマグネットで着脱ができる専用のリストレストが付属

キースイッチはぐらつきを解消するため、新規に設計した最新スイッチ「OmniPoint 3.0」を採用。さらに出荷時に潤滑剤を塗布することで、従来同様の高速な入力を維持しながら、金属音の少ない滑らかなキータッチを実現している。

キースイッチには最新の「OmniPoint 3.0」を搭載。「OmniPoint 2.0」の改良ではなく、ぐらつきをこれまで以上に少なくするため新規に設計しなおしたとのこと

またキーの安定性を向上する最新スタビライザーや、振動と金属音を軽減する「一層」、柔らかいキータッチと深いタイピング音を実現する「ニ層」、高密度シリコン素材の「三層」の異なる素材を使用した防音設計により、打鍵音を抑えている。

「OmniPoint 2.0」世代のキーボード（画像左）と比較すると「Apex Pro Gen 3」（画像右）の打鍵感は明らかに静か。またキー自体がスムーズに押し込めるようになっていた

その他、キー入力を高速に行える「Rapid Trigger」、キーを押したまま別のキーを押すと後から入力したキーを有効化する「Rapid Tap」、偶発的なタイピングミスを防止する「Protection Mode」などの機能を備える。なお「Rapid Tap」や「Protection Mode」については旧世代の「Apex Pro」シリーズもソフトウェアのアップデート（後日提供予定）で利用できるようになる。

「Apex Pro TKL Wireless Gen 3」は、2.4GHz帯ワイヤレスのほか、BluetoothとUSBの3種類の接続方法に対応する

スタンドの高さは2段階に調整が可能

製品ラインナップは、今回展示されていたワイヤレステンキーレスモデル「Apex Pro TKL Wireless Gen 3」（市場想定売価税込54,420円）のほか、有線仕様のテンキーレスモデル「Apex Pro TKL Gen 3」（市場想定売価税込45,530円）とフルキーボードモデル「Apex Pro Gen 3」（市場想定売価税込49,420円）の3モデル。それぞれキー配列は日本語配列と英語配列が用意され、10月29日より国内発売が開始される。

文： 編集部 池西 樹
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