2024.09.27 11:51 更新
2024.09.27 取材
2024年10月で「GigaCrysta」シリーズが10周年を迎えるアイ・オー・データ機器のブースでは、記念モデルとして開発された最新ゲーミング液晶ディスプレイ「LCD-GCQ271UD」が展示されていた。
27型の通常表示では、液晶ディスプレイを近くに設置する場合、画面端の情報をひと目で確認できない可能性がある |
WQHD解像度に対応する27型サイズの液晶ディスプレイで、240Hzの高速リフレッシュレートに対応する。さらにRPGやMMOでの利用を想定した通常モードと、最小限の視線移動で画面全体を見渡すことができるFPS・バトルロイヤルゲーム向けの24型相当を切り替えらえる「Focus Mode」を搭載している。
「Focus Mode」を有効にすると24型相当の表示に切り替わる。なお「Focus Mode」を有効にしてもリフレッシュレートや応答速度はそのまま維持されるとのこと |
さらに24型相当の表示をしている場合には、非表示領域の黒枠部分に錯視描写のイメージを表示し、ゲームに集中できる「Focus Image」機能にも対応する。錯視描写については約10秒間隔でゆっくりと点滅を繰り返す設定になっているが、これは目の負担を軽減するほか、集中力を高める効果もあるとのこと。
なお詳細なスペックについてはこちらのプレスリリースをあわせて参照いただきたい。
背面の「GigaCrysta」ロゴにはアドレサブルRGB LEDが内蔵されていた |
またブースでは、10月上旬に発売が予定されているMini LED採用27型液晶ディスプレイ「LCD-LDQ271JAB」や、アイ・オー・データ初のホワイトカラーのゲーミングディスプレイ「LCD-GD242UDW」も展示されていたので、画像で簡単に紹介しておこう。
Mini LEDバックライトを搭載する「LCD-LDQ271JAB」 | ホワイトカラーの製品を求める声に応えた「LCD-GD242UDW」。こちらはデザインなどを含め変更の可能性がある |
ブースでは、「GigaCrysta」シリーズの10年間の歩みや初代モデルの基板も展示されていた |
文: 編集部 池西 樹
東京ゲームショウ2024: https://tgs.nikkeibp.co.jp/tgs/2024/jp/
株式会社アイ・オー・データ機器: https://www.iodata.jp/