最大16TBの大容量ストレージ環境を構築可能

例によってネタを探すべくクラウドファンディングサイトを巡回していると、Kickstarterで気になるアイテムを見つけました。それが今回紹介するスマホサイズのポータブルNAS「UnifyDrive UT2」です。

本体には2基のM.2スロットを備え、スマホサイズながら最大16TBという大容量ストレージ環境を構築可能。ポータブルHDDを超える大量のデータを手軽に持ち運ぶことができます。

またCFe TypeB/AスロットやSD/micro SDカードスロットも用意され、デジタルカメラやドローンなどで撮影した動画や画像データを、外出先でも高速かつ簡単にバックアップできるスグレモノです。

SoCは最大2.4GHzのクアッドコアCPUや、ARM Mali-G610 MC4、NPUを内蔵したRockchip「RK3588C」を搭載。これにより、HDMIポートを経由して最大8Kまでの高解像度動画を再生したり、保存している画像、動画、ドキュメント、メール等のデータをAIを使って管理することができます。

ネットワーク機能は2.5ギガビットLANと、Wi-Fi 6の無線LANに対応し、バッテリも内蔵されているため、電源のないところでも複数デバイスからデータにアクセス可能。さらにGoogle Drive、Dropbox、OneDriveといったクラウドサービスとの連携機能を備え、重要なデータを分散して保存することもできます。

そんな機能満載の「UnifyDrive UT2」ですが、現時点ではSuper Early Bird価格である33％割引の399ドル（約57,569円）から購入でき、配送は2024年11月になる予定です。

文： 編集部 池西 樹
Kickstarter： https://www.kickstarter.com/