2024.10.15 11:04 更新
2024.10.15 取材
PC-6001/6601シリーズに対応した大容量カートリッジ「戦士のカートリッジClone」が家電のケンちゃんに入荷した。BAKUTEN工房による同人ハードウェアで、価格は税込8,000円。ただし好評につきすでに完売になっている。
「戦士のカートリッジClone」は、過去に公開されていた「戦士のカートリッジ」(西田ラヂオ氏作)の回路図をベースに基板を作成した同人ハードウェア。DIP側にはMX29F040やSST39SF040などのフラッシュROMを使用したほか、ローターリースイッチによるバンク切り替えで容易にゲームを切り替えられるようになっている。
市販のカートリッジゲームを書き込んだり、「なんでもメガROM」などのROMライターを使用してテープ版ゲームなどを書き込んで実機でのゲームプレイなどが可能。P6ゲーム開発の動作確認などに使用することもできる。なお、TSOPソケットは取り付けられていないため、別途必要になる。
バンク0~3の4-in-1仕様で、バンク0にはサンプルとして「特攻空母ベルーガ」が書き込み済み。TinyProject氏許諾済みながらサポート等はなし、「誤って削除した場合も再配布はできない」とのこと。
また、3Dプリンターで製作したカートリッジケースが付属。“六本木パソコン”ことPC-6601SRのカラーをイメージしたケースで、「赤/黒」と「灰/黒」の2パターンをラインナップする。
文: 編集部 絵踏 一