2024.10.22 17:00 更新
2024.10.22 取材
ゲーミング向け「Phantom Gaming」シリーズは合計3モデルを用意した。「Z890 Nova WiFi」はZ890 Taichiと同じく、NVMe M.2 SSDを基板上に6基、付属の拡張カードを利用することで4基(PCI Express 4.0(x1)接続)のSSDが搭載できる。なお、Intel Z890マザーボードとしては初のMini-ITX規格「Z890I Nova WiFi」のラインナップも注目だろう。
Z890 Nova WiFi |
Z890I Nova WiFi | Z890M Riptide WiFi |
耐久性・信頼性を重視した「Steel Legend」シリーズからは、基板はもとより、ヒートシンクまでホワイトに塗装された「Z890 Steel Legend WiFi」がラインナップ。根強い”白色志向”のユーザーにとって、最有力な選択肢だろう。
主な特徴として、18+1+1+1+1フェーズの電源回路(80A SPS)や1000uF大容量20K超長寿命コンデンサを採用。Memory OC Shieldを搭載することで、オーバークロック向けマザーボードに匹敵する、DDR5-9066MHzまでのメモリ対応もトピックのひとつだ。
余談ながら、日本を筆頭としたアジア商圏では人気のホワイト基板マザーボード。一方で「欧州商圏では全く売れない」(ASRock)という。
芸術性のある”落書き”をイメージしたデザインで話題となった、配信者向け「LiveMixer」シリーズは、一転してシンプルなデザインに落ちついている。その理由は「最大の特徴だった”グラフィカルなデザイン”が受け入れられない国があったから」(ASRock)。強すぎた主張を抑え、機能性に重視した「Z890 LiveMixer WiFi」は、再びクリエイターや配信者に訴求する。
メインストリームおよびエントリーレベルのユーザー向けに設計された「Pro」シリーズからは、4万円台から購入できる「Z890 Pro RS WiFi White」「Z890 Pro RS WiFi」、3万円台で購入できる「Z890 Pro-A」など5モデルと多彩なラインナップが揃う。
Z890 Pro RS WiFi White |
Z890 Pro RS WiFi(画像左)とZ890 Pro RS(画像右) |
Z890 Pro-A WiFi | Z890 Pro-A |
文: GDM編集部 Tawashi
ASRock: https://www.asrock.com/