2024.10.25 11:32 更新
2024.10.25 取材
超高速な転送速度を誇るSanDiskのmicroSD Expressカード「SanDisk microSD Express Card」が店頭に登場。入荷したのは並行輸入による256GBモデル(SDSQXFN-256G-GN4NN)で、テクノハウス東映にて税込9,980円、あきばお~弐號店では税込8,700円で販売されている。
SD Express 7.1で定義されたmicroSDカードの高速規格で、接続インターフェイスはPCI Express 3.1、プロトコルはNVMe v1.3を使用する。従来のmicroSDカードを大幅に上回る、圧倒的な転送速度が特徴だ。
今回入荷した「SanDisk microSD Express Card」256GBモデルの転送速度は、シーケンシャル読込最大880MB/s、シーケンシャル書込最大650MB/s、最低持続書込速度210MB/sというもの。SATA 3.0 SSDを超えるパフォーマンスを誇り、最高速のUHS-I microSDカードと比較して最大4.4倍高速とされる。
将来の超高速製品に対応するとされ、ショップでも「現状どの機種に対応するといったことは不明」としている。また、UHS-Iとの後方互換性を備えており、microSD UHS-I/UHS-IIデバイスではUHS-Iの速度で動作する。
ちなみにSanDiskによれば、別売りのカードリーダー「SanDisk PRO-READER SD Express Dual Card」を使用した際、2時間のHD動画を3.5秒未満で転送可能なほか、30fpsで撮影した60分の4K UHDビデオの転送時間を最大2.8分短縮するとしている。
文: 編集部 絵踏 一
テクノハウス東映: https://www.gdm.or.jp/shop/tech-toei/
あきばお~弐號店: https://www.gdm.or.jp/shop/akibaoo-2/