電源ユニットはフロント下部に実装

Lian Li Industrial Co. Ltd.（本社：台湾）からミドルタワーPCケースの新製品「LANCOOL 207」が登場。ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.にて販売がスタートしている。カラーはブラックとホワイトの2色がラインナップし、販売価格は前者が税込12,980円、後者が税込13,980円。

「オフセットマザーボードトレイ構造」により、マザーボードトレイ部分は他の部分より低くなっている

幅219mm、奥行き455.66mm、高さ456mmと、ミドルタワーPCケースとしては比較的コンパクトなサイズながら、マザーボードトレイ部分の高さを低くする「オフセットマザーボードトレイ構造」を採用することで、トップに実装したラジエーターやマザーボード、メモリとの干渉を抑えた。

電源ユニットはフロント下部に配置することで、マザーボードトレイ部分の裏配線スペースの狭さを補っている

またマザーボードトレイ裏側のスペースが狭くなるため、電源ユニットはフロント下部に実装。またフロント、トップ、サイド下部をメッシュパネルにすることで、効率的なエアフローを実現するなど、工夫した作りながら価格はお手頃。「作りもしっかりしていることから人気となりそう」（店員談）とのこと。

ツクモパソコン本店ではブラック、TSUKUMO eX.ではホワイトが展示されている

拡張スロットは7段で、各有効スペースはグラフィックカードが長さ375mm、CPUクーラーが高さ180mm、電源ユニットが奥行き160mmまで。フォームファクタはATX、MicroATX、Mini-ITXに対応する。なお詳細については以下の記事をあわせて参照いただきたい。

文： 編集部 池西 樹/取材・撮影：ウエムラ
Lian Li Industrial Co. Ltd.： https://lian-li.com/