2024.10.31 10:00 更新
2024.10.31 取材
VAIO株式会社(本社:長野県安曇野市)は2024年10月31日、モバイルワーク性能を追求した14型軽量ハイエンドモバイルノートPC「VAIO SX14-R」と、その法人向けモデル「VAIO Pro PK-R」を発表した。本日より受注が開始され、発売は11月8日(金)の予定。
今年7月に設立10周年を迎えたVAIOから、新しいハイエンドグレードの14型モバイルノートPCが登場した。“シン・モバイルワーク”と呼称する、あらゆるスタイルのモバイルワークを快適にこなすことをテーマに開発。従来の開発プロセスにさらに試作フェーズを追加し、あえて長い開発期間を確保してクオリティを追求したという。
1kg未満の軽量ボディには、安心して持ち運べる新開発の熱可塑性カーボンプレートを使用し、MIL規格準拠の耐久テストもクリア。限られたスペース・作業領域での生産性を高める16:10比の大画面を採用しつつ、従来の同型モデルよりスリム化を果たしている。
また、現行ハイエンドを大きく上回る約16時間駆動の大容量バッテリを選択可能。進化したAIノイズキャンセリングも特徴で、マイクの集音範囲を自分だけに制限する「プライバシーモード」、離れた人の声も自然に集音する「会議室モード」、ヒソヒソ声でも通常の会話のように狙い撃ちで集音する「小声モード」などに対応する。
モード次第では、すぐ近くの人が出した大声もしっかりノイキャン。小声でも問題なく通話できるなど、スマートなAIノイキャン機能を備える |
極薄ベゼルにカメラやAIマイク、アンテナなどを格納する設計は、かつてなくチャレンジングだったとのこと |
ディスプレイ解像度はペン入力仕様も選べる2,560×1,600ドット、または1,920×1,200ドットをラインナップ。CPUはCore Ultra 7 155HまたはCore Ultra 5 125Hで、メモリは最大LPDDR5X 64GB、ストレージは最大2TB NVMe SSDを選択できる。
ネットワークはギガビット有線LANおよびWi-Fi 7に対応。5Gまたは4G LTEモデルも選択可能で、デュアルSIMやeSIM仕様もラインナップする。
そのほか、展開すると自然な傾斜ができるチルトアップヒンジ構造を採用。従来から構造を見直して静音化したキーボード、Windows Hello対応の920万画素Webカメラ、クリアな通話のためのトリプルマイク、Dolby Atmos対応ステレオスピーカーなどを内蔵している。
外形寸法は幅312.0mm、奥行き226.4mm、厚さ13.9~18.9mm、重量は最軽量構成で約948g。カラーは新色のディープエメラルドのほか、アーバンブロンズ/ファインブラック/ブライトシルバー、さらにALL BLACK EDITIONと数量限定の勝色特別仕様をラインナップする。
文: 編集部 絵踏 一
VAIO株式会社: https://vaio.com/