2024.11.01 11:08 更新
2024.11.01 取材
AMD(本社:アメリカ)から、Socket AM4プラットフォームに対応する新デスクトップCPU「Ryzen 5 5600T」「Ryzen 3 5300G」が登場。2024年11月1日11:00より発売が開始されている。
2016年に登場した第7世代APUから使用されている息の長いプラットフォームSocket AM4だが、ここに来て新たに対応CPUが追加されることになった。いずれもコアアーキテクチャにはZen 3を採用し、CPUコアはTSMC 7nm FinFETプロセスで製造されている。
「Ryzen 5 5600T」は、6コア/12スレッドに対応するメインストリーム向けモデル。主なスペックはベースクロック3.5GHz、ブーストクロック4.5GHz、L2キャッシュ3MB、L3キャッシュ32MB、TDP65Wで、「Ryzen 5 5600」に比べるとブーストクロックが0.1GHz向上している。なお上位モデル「Ryzen 5 5600XT」については入荷が延期になったとのこと。
「Ryzen 3 5300G」は、4コア/8スレッドに対応するエントリー向けモデル。主なスペックはベースクロック4.0GHz、ブーストクロック4.2GHz、L2キャッシュ2MB、L3キャッシュ8MB、TDP65Wで、6コア/1,700MHzのRadeon Graphics機能を内蔵する。
取材時点で入荷を確認したのはパソコンSHOPアーク、ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、パソコン工房 秋葉原パーツ館で、販売価格は「Ryzen 5 5600T」が税込24,800円、「Ryzen 3 5300G」が税込18,800円。「Ryzen 5 5600X」が18,000円前後で購入できることを考えると割高で「もう少し価格が下がらないと厳しいだろう」(店員談)とのこと。
文: 編集部 池西 樹/取材・撮影:ウエムラ
AMD: https://www.amd.com/